10/15/2013

足掛けジャケに駄盤なし!(その2)

先月開催された「ボビー・ブランドを偲ぶ会」、いかがでしたでしょうか?
皆さまにおかれましては、船長の帽子を被ってみたり、いろんなところに足掛けてみたりと思い思いにボビーを偲んだことと思います。そこで大好評につき、足掛けジャケ第2弾をお送りします。

■the ambassadors/SOUL SUMIT

初期のフィリー・ソウルに分類され、これまた恐らく初期のスウィート・ソウルな1枚でもある67年の名盤だ。世界一スウィートでネットリな"Can't Take My Eyes Off You"が素敵なのよ!
右端の殿方は写真に堂々と映りたいたいが、どうしても足を掛けたかったらしく、かなり足にヒネリを加えてのものとなったわ。
結構足首がやわらかいんだなと・・・。













THE FOUR MINTS/gently down your stream

71年にデビューのオハイオ出身のコーラス・グループ。スウィートなナンバーが特に秀逸な名盤。
左の殿方はかなりアクロバチックな足掛けのわりに、
体勢はキレイに決まっている上級者だわよね。
右下の殿方の足掛けドヤ顔もかなりグッときちゃいます!













Melba Moore/What a Woman needs,the other side of the rainbow
 女優業もこなしちゃうメルバ・ムーアは足掛けポーズもビシーッとキメキメなのよね!ハッシュ・プロダクション作品5枚のうち2枚の足掛けジャケをリリースしちゃってるわ!81年の”When a Woman Needs"と続く82年作の“The other side of rainbow"よ!メロウ&グルーヴィーな内容は切れ味バツグンでモッコシだわ。2枚目のちょっとお股開き過ぎでポケットに手を突っ込んでいる足掛けが何とも爽快だわ!スーッとしてるわ!































JEAN KNIGHT/'Mr,BIG STUFF'

71年リリース、ニューオリンズ出身のジーン・ナイトによるレディ・ソウルの名盤よ。タイトル曲はR&BチャートでNo1、全米チャートではNo2を記録してるんだからーーー。でもね、ジャケの人がジーン・ナイトではありませんのよ。
あー車、壊れちゃってるわよね・・・。













EASY BABY/SWEET HOME CHICAGO BLUES

アルバム・タイトルも名前もシカゴ・ブルースの有名な曲名なので、ハープ吹きとはなかなか覚えてもらえないイージーさんの唯一のアルバムね。足掛けばっかり練習していたので、右の階段が見事に壊れてしまっているわ!足掛けは一生の修行ってことを見せつけてくれるわ!それにしてもこの場所行ったら息できないと思うのは私だけかしらん?(笑)
ンーーーーー77ネンノサクヒンデシュ・・・ハナツマンデルノヨ











男が死んで行く時に/安藤昇
50年代は安藤組の組長、60年代半ばから俳優へ転向したハードボイルドな安藤昇。71年リリースの誉れ高い1枚よ。ほぼ全編にわたるセリフと女性のファルセット・コーラスが東映やくざの世界観へ私達をいざなってくださいます。
組長!見事な足掛けでございました。













きめてやる今夜/内田裕也
77年リリースのこれまたハードボイルドな1枚ね。作詞作曲は沢田研二、編曲はジョニー大倉なのよ。一般的にはジュリーが作り直したポップなバージョンが有名かも。この裕也さんのバージョンは後に松田優作もカーバーしてるわ〜。なんか殴り合いがおこっちゃいそう・・・。
どちらかというと、足賭けしているオンナこそ、今夜きめまくりフィーリングが充血してるわね!
裕也さん!ダメよ!結婚指輪してるんだから・・・












ミュージック・フォー・11.P.M.

66年リリースの日本テレビ番組、11.P.Mのオムニバス・アルバム。
安藤孝子のナレーションと共に猪俣猛オールスターズなどのラウンジ・ミュージックが満載よ。
黒アミタイツ嬢の足掛けだったら、座っていてもグッときちゃうわ〜!
もーあたしを蹴飛ばしちゃって〜キャー。









JAMES BROWN/Please Please Please































今回ラストを飾るのは56〜59年の作品を集めたジェームズ・ブラウンのデビューアルバムよ!
ボビー・ブラントのジャケに負けずとも劣らない、階段足掛けジャケの金字塔。
文句無しよね!
どうぞ どうぞ どうぞ


では皆さん、また楽しいジャケ写でお会いしましょう!
乃美枝