2/13/2013

出会い系・・・


ラヂオ、聴いてます?

 思い起こせば四半世紀程も昔の事(時の経つのは早ーい)、LPからCDにシフトし始めた頃、抵抗はありつつも「引っくり返さなくて良いって便利」と思ったものですが、今やCDを取り替える手間すら面倒がっている私。そんな時かーなーり重宝するのがインターネット・ラジオです。

世界中のラジオ・ステーションから配信される様々なミュージック達。ジャンルも相当細分化されているので、ピンポイントで聴きたい風な音楽が聴けるし。殆どお喋り無しだし。そしてここ肝心ですが、知らなかった、知りようがなかった、知るはずのなかったミュージシャンとの出会いがあるし!

聴きたいジャンルのステーションを見つけたら、流しっぱなしでエンジョイ・ミュージックなんだけど、ちょいちょい「何これ?誰これ??」ってPC画面を覗いちゃう。ながら聴きが「聴き」メインになっちゃう。となるとPC覗いて楽しいのは、やっぱりラジオ・ステーションのサイト経由で聴いてる時。

iTunesAUDIOREALMaudiorealm.com)はそりゃもう便利だけど、ここでは超・私的大好物『ブルース+サザンソウルでインディーがっつり&たまに流れるローカルCMもお茶目』なサイトをご紹介。


 "The Best In Oldies,Blues & Southern Soul"なステーション。Facebookにもページがあります。
ちなみに今かかってる曲は
Mr.X / Can We Dance to a Slow Song



 このサイトではMuzic Talk Top10に注目。サザンソウルの流行は息が長〜い。
今かかってる曲は
Francine Reed / Shades of Blue


そして、Spice Internet radioで日曜日の夕方にDJやってるTexas Mamiがここでは土曜日に登場!って、Texas Mamiさんはこのジャンルの人気DJってこと?
調べたら、Mz Texas Mami Showなんてサイトもあったわ。
お友達になりたい、マミさん!



 "Home of the Blues" and the "Birthplace of Rock 'n' Roll."メンフィス観光サイトの中のラジオ。
今かかっているのは
Johnny Cash / For the Good Time

メンフィス・・・・、行きたいわ。



 新旧取り混ぜのサザンソウル・サイト。Tedeschi Trucks BandBonnie RaittTop10に入っているような、こってこて、より若干爽やかめ(爽やかって事もないか)。本日のトップニュースは「ニューオリンズのマルディ・グラは雨・・・」だそうで。
今かかっている曲は
T.K.Soul / Ring My Bell



 “The number one online source for Classic Soul”・・・・・ナンバー・ワンの割に、今現在これ書いてる時点で21人が聴いてるって。世界中で21人!う〜〜ん。ソウル・ニュース(訃報多し)があったり、今週の特集ミュージシャンのコーナーがあったり(今はB.B.King)で、面白いサイトなんだけどなぁ。
今かかってる曲は
Shirley Ellis / The 5th Dimension



 サザンソウル&ブルースの何でもアリなサイト。CD売ってるわ、月間チャートはあるわ、年間賞はあるわ、アーティストの結構詳しい情報もあるわで、見始めると時間の経つのが早いこと!しかもラジオ聴きながらだし。
今かかっている曲は
El’ Willie / Did’nt Your Mama tell You Huh?
(知らな〜い。そしてショボい。)


どうでしょう?聴いてみたくなるようなラジオ・ステーションはありました?


 最後に私がインターネット・ラジオで引っかかったミュージシャン、LJ Echolsをご紹介。ちょっと長い映像ですが、3分半くらいからおかしな事になってきて・・・。7分過ぎには大変なことに。その後もあれよあれよと言う間の18分です。

ラジオじゃなきゃ出会えないミュージシャンとの、素敵な出会いに乾杯!
あなたにも素晴らしい出会いが訪れますように。

LJ Echols Live @ The Manhattan Club









●●●今週の当番・・・轟美津子

2/06/2013

ぼいるど!ザ・ワールド

大盛況に終わったDJ会「ハード・ボイルド・ナイト」(詳細はコチラ)。

皆さんもCDショップやウェブ・サイトでついつい「ナイス・ボイルド!」と呟いていると信じます。
しかし、ハード・ボイルドはなにもブルース&ソウル、ロック&歌謡曲に限ったことではありません。

ここでは、ワールドミュージック的観点で、貴兄をさらなるボイルド桃源郷へ誘いましょう。
まずはこのあたりからスタート。

言わずと知れたニューヨーク・サルサの名士、ウィリー・コロン。
この人のアルバムには、ボイルド指数の高いアルバムが多いのですが、これはやりすぎです。
 
飛行機に乗って、いざカリブ海へ!
ゲバラやカストロといった、スーパー・ハード・ボイルドな面々を生んだ国、キューバ。
葉巻とセットでのお届けになります。
 
五輪の入場行進みたいな真っ赤ジャケットがイカす!
 

なんたる風格!憧れまくります。
 

お次は、ジャマイカ!ジャマイカといえばレゲエ。レゲエといえば、ボブ…いや、ジミー・クリフ!
 
まぁ、名盤ですからね。何にもコメントないっすね。
ソウル~ニュー・オリンズ ファンにもおススメです。

ブラジル。
もう全く笑えないこんなのもありますが…
こっちの方がタイプ。
・・・髪、燃えますよ。

全てのルーツはアフリカにあり。
心躍るルンバ・ロックの代表格、パパ・ウェンバ師匠にはこんなアルバムも。
なんだよー。カッコイイよー。
 
ホットなエリアが続いたので、この辺で少しクール・ダウン。
そう、おフランスといえば、ゲンスブール。
コートの着こなしと煙草のスタイリッシュさは流石としかいいようがありません。

ここからはアジアに目を向けて…
インド。やはりこの不可解なエネルギーは否定できません。
 
 
そのものズバリなタイトルの潔さが際立つ、ジョン・ウー監督の映画サントラ。
(邦題「新・男たちの挽歌」)
緊張感をリセットする赤ん坊のカメラ目線がたまりません。


嗚呼!なんと奥深きハード・ボイルド・ワールド。

世界にはまだまだ沢山のボイルドが溢れています。
皆さんも、是非、貴方だけの「マイ・ボイルド」な1枚を見つけてくださいね。

 
本日のラストは、「ボディ・ビル界の山口百恵」(今なら「美しすぎるボディ・ビルダー」)のシングル作を紹介してお別れです。
では。
Have a nice Boiled !!
 

(当番:ディス子)