ブルースが好きなストーンズが好き。その2。
ロングインタビューとたくさんのカッコいい写真、そして付録はなんと、「KEITH RICHARD’S PERSONAL COMPILATION OF
BLUES, SOUL AND R&B CLASSICS」、キースが選曲したコンピレーションCDです。
キースが選曲ですよ、みなさん!
これはたいへんです。
「子供には聞かせないほうがいいぜ。俺みたいになっちまうからな。ははははは」
THE DEVIL'S MUSIC
1. Amos Milburn -
Down The Road Apiece
2. Jackie Brenston -
Rocket
3. Robert Johnson -
Preachin' Blues (Up Jumped The Devil)
4. Muddy Waters -
Rollin' Stone
5. Jimmy Rogers - Goin'
Away Baby
6. Leadbelly - The
Midnight Special
7. Clarence
'Gatemouth' Brown - Okie Dokie Stomp
8. Clifton Chenier -
Ay-Te Te Fee
9. Professor Longhair
& His Shuffling Hungarians - Mardi Gras In New Orleans
10. Little Richard -
Good Golly Miss Molly
11. Billie Holiday -
He's Funny That Way
12. John Lee Hooker -
I'm In The Mood
13. Bob Marley &
The Wailers - Jah Is Mighty
14. Hank Williams -
You Win Again
15. Ike & Tina
Turner - I Can't Believe What You Say
16. BB King -
Everyday I Have The Blues
17. T-Bone Walker -
(They Call It) Stormy Monday
18. Howlin' Wolf -
Moanin' At Midnight
19. Blind Willie
McTell - Talkin' To Your Mama
20. Clarence 'Bon
Ton' Garlow - Bon Ton Roulet
21. Aaron Neville -
Tell It Like It Is
22. Albert King -
That's What The Blues Is All About
23. Irma Thomas -
Ruler Of My Heart
24. Otis Redding -
Pain In My Heart
25. Booker T &
The MGs - Baby, Scratch My Back
26. Al Green - Take
Me To The River
どうです、この選曲!?
割とふつー? わかりやすすぎ?
いーえ、そんなことはありませんっ!
なんと素晴らしくヴァラエティに富んだコンピレーションではありませんか。
ハンク・ウィリアムズ、ボブ・マーリー、ビリー・ホリディが入っているところなど、いかにもキースですよね。
いかにもすぎて、誰かが代わりに選んだんじゃないかという疑念がふと脳裏をよぎりますがそんな勘繰りはいけません。(しかしイギリス人はなぜああもカントリーが好きなのか?)
Ruler Of My Heartと-
Pain In My Heartを続けて入れるという心憎い演出をしたかと思えばプロフェッサー・ロングヘアとビリー・ホリディの間にリトル・リチャードを入れるという、オリジナリティ溢れる曲順もキースだからこそです。
注目すべきはニューオリンズ、ルイジアナものがけっこう多い点ですね。
キースはああ見えて昔からニューオリンズ音楽のファンだと公言しているんです。
なかなか良い趣味をしています。
Tell It Like It Is!
キースもアーロン様の歌声にシビレてしまったのですね。
それもそのはず、この度なんとキースがアーロンのアルバムをプロデュースしたというではありませんか。
しかもドゥーワップアルバム。
それもそのはず、この度なんとキースがアーロンのアルバムをプロデュースしたというではありませんか。
しかもドゥーワップアルバム。
アーロン、キース、ドゥーワップ。なかなかオツな組み合わせです。
いったいどんなアルバムなんでしょうか。
Forbs記事より
みなさん今年はストーンズの新しいアルバムがリリースされると思っていたでしょう。
Nope. キース・リチャーズはブルーノートレコードから発売されるアーロン・ネヴィルのドゥーワップアルバムの製作を終えたばかりなのです。
ドン・ウォズ(なんと今年の1月からブルーノートの社長さんになっていたんですね)は「スイート・トーンのニューオリンズ・テナー、アーロン・ネヴィルとのアルバム製作で、キースはとても素晴らしい時間を過ごした。」と言っています。
しかしコック長アーロンがキースとドンのためにどのような料理をしたかに関してはいまだ明らかにされていません。(拙訳・抜粋)
なーんだ、結局まだわからないってことですね。
もう少し楽しみに待ちましょう。
というわけで、子供に聞かせないほうがいいぜ、といいながら子供に聞かせたがっているとも思える、優しいキースの優しいコンピレーションをご紹介しました。
ワンダフル!
今週の当番 No.3 bunyayurisses
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