12/18/2013

ブルース歌謡放浪記:ご当地編(第8回)

ふらふらと各地のご当地ブルースを紹介する「ブルース歌謡放浪記」。
今回はこちら!

■ 梅新ブルース /藤田まこと




















作詞:藤本義一/作曲:大橋節夫/編曲:川口真
 演奏:(コーラスと演奏)大橋節夫とハニー・アイランダーズ 東芝レコーディング・オーケストラ
・C/W:競馬音頭(作詞:大橋巨泉/作編曲:萩原哲晶/演奏:東芝レコーディング・オーケストラ)
・レーベル:東芝レコード、番号:TPー1568 1968年1月リリース

大阪は梅新にやってきました!
梅新は梅田新道の略なんだけど、新道自体は御堂筋に吸収されていまはありませんが、
梅田新道交差点ってのが残ってます。
この交差点、国道1号線の終点であり、国道2号線の出発点となっているのよ。
またオフィス街と北新地の高級飲み屋街がおそばにあるので、もう西や東やオフィスやスナックやらのブルースが渦巻くにきまってる場所なのよ。きっと!
ここに眼を付けるとはさすがよねー藤本義一さん!ラブ!
日本のハワイアンの大御所、大橋節夫によるこの曲は6/8調をベースとしたブンチャカ・リズムにハワイアン調の甘く怪しげなフレーバーが漂うムード・ブルースに仕上げられているわ。
藤田まことのクルーナー唄法はかなりの出来で、さすがディック・ミネの鞄持ちも伊達じゃないってことを証明しているのよん。主水では味わえない藤田まことの魅力ここにあり!

えっ!B面の競馬音頭が気になるって?競馬やらないやつは損損と音頭してますよ。
CD化されているので是非!

byのびちゃん

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