皆さんもCDショップやウェブ・サイトでついつい「ナイス・ボイルド!」と呟いていると信じます。
しかし、ハード・ボイルドはなにもブルース&ソウル、ロック&歌謡曲に限ったことではありません。
ここでは、ワールドミュージック的観点で、貴兄をさらなるボイルド桃源郷へ誘いましょう。
まずはこのあたりからスタート。
言わずと知れたニューヨーク・サルサの名士、ウィリー・コロン。
この人のアルバムには、ボイルド指数の高いアルバムが多いのですが、これはやりすぎです。
飛行機に乗って、いざカリブ海へ!
ゲバラやカストロといった、スーパー・ハード・ボイルドな面々を生んだ国、キューバ。
葉巻とセットでのお届けになります。
五輪の入場行進みたいな真っ赤ジャケットがイカす!
なんたる風格!憧れまくります。
お次は、ジャマイカ!ジャマイカといえばレゲエ。レゲエといえば、ボブ…いや、ジミー・クリフ!
ソウル~ニュー・オリンズ ファンにもおススメです。
ブラジル。
もう全く笑えないこんなのもありますが…
こっちの方がタイプ。
・・・髪、燃えますよ。
全てのルーツはアフリカにあり。
全てのルーツはアフリカにあり。
心躍るルンバ・ロックの代表格、パパ・ウェンバ師匠にはこんなアルバムも。
ホットなエリアが続いたので、この辺で少しクール・ダウン。
そう、おフランスといえば、ゲンスブール。
コートの着こなしと煙草のスタイリッシュさは流石としかいいようがありません。
ここからはアジアに目を向けて…
インド。やはりこの不可解なエネルギーは否定できません。
そのものズバリなタイトルの潔さが際立つ、ジョン・ウー監督の映画サントラ。
(邦題「新・男たちの挽歌」)
緊張感をリセットする赤ん坊のカメラ目線がたまりません。
嗚呼!なんと奥深きハード・ボイルド・ワールド。
(当番:ディス子)
0 件のコメント:
コメントを投稿